SKIN-CAD – 株式会社バイオコム・システムズ

in vitro試験とin silico技術で経皮吸収型製剤,外皮用剤,医薬部外品,化粧品等の研究開発をサポートします

SKIN-CAD開発履歴

Version 6.1(2014年4月リリース)

  • Windows Vista, 7, 8, 8.1, 10(Windows XP以降のOS)に対応
  • 32-bit/64-bit PCに対応
  • 小数点を「.」(ドット)/「,」(コンマ)で表記する言語OSに対応(例:フランス語OSでは小数点「,」表記)

Version 6.0(2009年7月リリース)

  • In Vitro製剤放出データ解析機能を追加
    In vitro製剤放出試験により得られる薬物放出量の時間推移を拡散理論に基づいた解析式に対してカーブフィッティングを行い,製剤内拡散係数を算出する機能です.
    (製剤内の薬物が溶解度以下で含有される場合に対して適用可能です)
  • 皮膚透過モデルにFleundlich型結合スキームを追加
    経皮吸収シミュレーションで使用する皮膚透過モデルにおいて,薬物の皮内結合を解析する際にLangmuir型に加えてFleundlich型を選択可能にしました.
  • PK-PDモデルに間接反応モデルを追加
    経 皮吸収シミュレーションで使用するPK-PD(薬物動態‐薬力学)モデルにおいて,血中濃度から薬効強度を算出する際に直接反応モデル,薬効コンパートメ ントモデルに加えて間接反応モデル(Indirect Response Model; Juskoらの分類に基づく)を選択可能にしました.
  • In Vitro皮膚透過データの定常状態探索機能に自動モードを追加
    In vitro皮膚透過試験により得られる透過プロファイルの定常状態を決定する際に,これまではユーザが手動で線形近似のデータポイントを選択し定常状態と 見なす時間範囲を決定していましたが,6.0では線形近似と拡散理論の双方に基づいてベストフィットするデータポイントを自動で抽出します.
  • グラフィカルユーザインターフェース(画面デザイン)の変更
  • 血中濃度データ(経皮吸収時)のデコンボリューション機能の改良
  • 各種パラメータの文献データ追加

Version 5.2(2008年12月リリース)

  • 各種パラメータの文献値データベースを追加
    (ポリマー内拡散係数,皮膚厚み,皮内拡散・分配係数,体内動態パラメータ)

Version 5.1(2007年5月リリース)

  • シミュレーションモデルに製剤コンパートメントモデルを追加
  • シミュレーションモデルに結晶溶解律速モデルを追加
  • カーブフィッティング(PKパラメータ算出)機能に点滴静注と経口投与の解析モデルを追加
  • デコンボリューション機能追加
  • グラフ表示機能,印刷機能等を改良

Version 5.0.1 バグ修正

Version 5.0(2006年6月リリース)

  • 静注データのコンパートメントモデルに対するカーブフィッティング機能を追加
  • 皮内薬物分布データのFickの第2法則に対するカーブフィッティング機能を追加
  • In vitro皮膚透過曲線での定常状態探索機能を追加
  • 反復投与シミュレーション機能を改良(パラメータ入力方法,薬物動態パラメータ出力)
  • GUIを改良

Version 4.1(2005年12月リリース)

  • 解析モデルおよびパラメータ入力部追加(薬物分散マトリクス製剤に対応)

Version 4.0(2004年6月リリース)

  • 薬力学(PD)解析機能を追加
  • 体内動態解析に3-コンパートメントモデルを追加
  • AUC算出機能を追加(シミュレーション)
  • 実験データ入力シートの選択項目に「薬効−時間データ」を追加
  • グラフ編集機能を強化(プレビュー機能を兼ねる)
  • GUIを一新

Version 3.0(2003年5月リリース)

  • 実験データ入力シートにStandard Error算出機能を追加
  • グラフ編集機能を改良
  • GUIを一新

Version 2.0(2002年4月リリース)

  • 解析モデルに製剤内拡散モデルを追加(溶解型マトリクス製剤に対応)
  • 血中吸収/皮下移行の両方を考慮した解析機能を追加
  • 皮膚透過パラメータ(拡散係数,分配係数)の推算機能を追加(薬物の物性から推算)
  • 皮膚代謝/皮膚結合解析に使用する入力パラメータを拡充
  • GUIを一新

Version 1.1(2001年4月リリース)

  • 皮内薬物濃度分布グラフを改良
  • GUIを改良
  • オンラインマニュアルを追加(ブラウザで閲覧可能)

Version 1.0(2000年9月リリース)

  • GUIを改良
  • グラフ編集機能を改良

β版 – Windows版SKIN-CAD(1999年5月開発開始)

  • 反復貼付解析機能を追加
  • 皮膚表面濃度の減少率を反映した解析機能を追加(→ 皮膚透過速度の減少率を考慮)
  • 皮膚代謝解析機能を改良
  • 皮膚透過パラメータ(拡散係数,分配係数)の算出機能を追加(in vitro皮膚透過データから算出)
  • 皮内薬物濃度分布グラフを追加
  • 印刷機能を追加(入力パラメータ,数値データ,グラフ)
  • 実験データ入力シートを追加
  • グラフ編集機能を追加
  • 複数データ比較機能を追加
  • 皮膚透過量,血中濃度グラフを追加
  • Windows用GUI(グラフィカルユーザインターフェース:操作画面のデザイン・機能)を備える
  • 皮膚代謝/皮膚結合/イオントフォレシスを考慮した解析モデル
  • 皮膚1層膜モデル/2層膜モデル